ミノキシジルの外用薬の効果

男性の薄毛

 ミノキシジルの外用剤はAGA診療ガイドラインによると、男性では5%、女性では1%溶液を第一選択薬として用いるべきと記載されています。男性150例のランダム化比較試験では1年以上の長期投与で有効性が確認されています。また、2%溶液と5%溶液とを比較すると、5%の方が発毛をより促進させ毛髪量が増加したが、副作用は特に差はなかったとされています。

男性に対する5%ミノキシジルの外用薬の効果

ミノキシジルの効果

 大正製薬(リアップの販売会社ね)がリアップ公式ホームページで公開している臨床試験のデータから読むなら、毛髪量はミノキシジル外溶液を使い始めて8週間ほどで増加し始めるのですが、目に見えて効果があらわれるのは早い人16週目くらいからのようです。また、56週使い続けて、薄毛がわからなくなるほど改善する人は約10%、まぁまぁ改善する人は60%、髪の毛が増えたけど薄毛を隠せるほどじゃない程度の改善の人が24%といった割合のようです。

女性に対する1%ミノキシジルの外用薬の効果

女性の薄毛

 女性のAGA(男性型脱毛症)の8ヶ月間でのランダム化比較試験では、ミノキシジル1%溶液で有効性が確認されています。男性と女性で使用するミノキシジル溶液の濃度が異なる理由は、多毛の副作用を考慮してのことです。2%でも有効性などが確認されていますが、基本的に1%の使用が推奨されています。

ミノキシジルの副作用

ワンちゃん

 ミノキシジルの副作用で最も多いとされているものが、頭皮のアレルギー反応でもある痒みです。これはミノキシジル由来のものではなく、溶液中に含まれる基剤成分によるものです。

 また、メディアなどで一時期騒がれた循環器系の副作用は因果関係がはっきりしておらず、はっきりとは解明されていません。ミノキシジルのせいだとも言い切れないし、無関係とも言い切れない状態です。しかしながら、ミノキシジルを使用するときは頭の片隅に置いておいたほうが良いかもしれない情報だと思っています。もし使用中に低血圧や不整脈、動悸などに気付けば、すぐに主治医に相談する方が良いと思います。

ミノキシジルの内服薬の効果

 ミノタブという名前で知られているミノキシジルの錠剤ですが、元々血圧を下げる薬で開発が進められていました。その試験の中、多毛という副作用が発見され、それならば脱毛症にっと方向転換をしたそうなのですが、その途中、犬を用いた実験で犬が心臓破裂で死亡したため、そこで開発中止になったという経緯があります。(日本ではその後、内服薬として好ましくないので、外用薬として使用することになった)

心臓系統

 実際に海外から個人輸入して内服している方のブログ記事なんかを見ていても、心臓がバクバクするなどの書き込みもあり、そういう作用があることも書かれています。確かにミノキシジルに発毛を促す作用があり、効果を実感しているブログも多いですが、副作用のリスク個人輸入の際に偽物をつかまされるリスクなどをしっかりと考えて購入&服用するようにして欲しいです、すべては自己責任になります。日本国内のAGA診療ガイドラインには当然記載がありません。

このページの大事なポイント 総まとめ

ミノキシジルの位置づけ AGA診療ガイドラインではミノキシジルの外用薬治療は推奨されている。
溶液の濃度について 男性はミノキシジル5%溶液、女性はミノキシジル1%溶液の使用が推奨されている。
ミノキシジルの主な副作用 ミノキシジルの主な副作用はアレルギー反応による痒みである。
その他の副作用 循環器系の副作用がいくつか報告されているが因果関係は不明である。
ミノタブについて ミノキシジルの錠剤の内服薬はガイドラインでは記載がないが、効果があるとの報告も多い。但し、循環器系の副作用があるので使用には注意が必要。購入も個人輸入しかない。
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