原因の前に、軟毛と硬毛についての基礎知識

 髪の毛に限らず、体の毛は全てなんですが、大きく2つに分けると、

  • 軟毛:細く見える毛
  • 硬毛:太く見える毛

 の2種類に分けられます。

軟毛と硬毛

 読んで字のごとくイメージできるように『軟毛=軟らかい毛』、『硬毛=硬くて太い毛』のことで、軟毛の方が軟らかくて細い毛になります。上の写真は私の髪の毛の軟毛と硬毛です。

 硬毛は確かに見た目から太くて、触った感じもコシがあります。見た目ではっきり分かるほどの違いがあるのですが、実はこの両者は同じ毛なのです。

軟毛も硬毛も同じ髪の毛

 軟毛と硬毛は、見た目からこんなにも違いがあるので、別な種類の毛なのかと思ってしまうのですが、実は同じ髪の毛なのです。

 髪の毛は、様々な体(主にホルモン)の影響を受けて、軟毛→硬毛、硬毛→軟毛という感じに変化しているだけなので、どちらも同じ毛なのです。

 しかし、何らかの原因(AGAなど)により軟毛が増えてしまうと、いわゆる薄毛になってしまう(薄く見えてしまう)わけなのです。

薄毛に見える

 AGA(男性型脱毛症)では、髪の毛が抜けてしまっていることも大きな原因の1つですが、実は頭髪全体にしめる軟毛の割合が多くなり、薄くなってしまい引き起こされているということもあるのです。

髪の毛が細くなる(軟毛化)原因は男性ホルモン

 硬毛→軟毛に対して、特に大きな影響を与えているのが男性ホルモンです。男性ホルモンは

  • 思春期にヒゲなどの体毛を硬毛へと変化させる働き
  • 髪の毛を軟毛化させ、脱毛させる働き

 という相反する作用を持っているのです。

 男性ホルモンの影響によって軟毛化、すなわちAGA(男性型脱毛症)を引き起こしているのです。(厳密には男性ホルモンが直接影響しているわけではないのですが、このページでは分かりやすくこう表現しました。詳細は別のページで解説します。)

 次頁:髪の毛のライフサイクル

軟毛化は放置厳禁!!

 髪の毛が細くなっていても、抜けてないなら問題ないよね!?っと思う方もいらっしゃると思うのですが、軟毛化はAGA(男性型脱毛症)へと転がり込む前段階とも言えるので、放置することはオススメしません。

ヘアサイクル

 ここにヘアサイクルのイラストを用意しました。一般に髪の毛はこのイラストのような流れで生えて、抜けてを繰り返しています。

 硬毛(太くコシのある髪の毛)は2~4辺りの時期で、軟毛(細い髪の毛)は5~6を経て7で抜け落ちていくわけです。

 しかし、AGA(男性型脱毛症)では、スタートラインの1から始まりあまり髪の毛が太くならず、一気に軟毛の5~6を経て7へと流れていきます。

 通常は2~6年程度ある硬毛の期間が1年未満となってしまい、軟毛化し、抜けていくのです。『硬毛期間が極端に短くなる』これがAGA(男性型脱毛症)の大きな問題点というわけです。

毛根が死ぬ・・・?

30代男性の薄毛

 軟毛化が進み、髪の毛が薄くなってくると次に心配になるのが毛根が死んでしまわないかどうかという話です。

 厳密には毛根ではなく、毛根周辺の細胞組織が死んでしまうという話なのですが、これが死滅してしまうと最終的には髪の毛が生えてこなくなってしまいます。(最新の治療で、ある程度の再生治療や移植などはあります)

 ですので、軟毛化が進んでいるか、や、抜け毛が増えているかどうかよりも、毛根周辺の細胞組織が死んでいないかどうかが何よりも重要なポイントであることは間違いないです。こうなってしまうと、育毛剤どころでは回復しない状態になります。

 しかも、厄介なことに自己判断では細胞が元気なのか、弱っているのか、はたまた死んでいるのかの判断が付けにくいのです。この辺りをはっきりと知りたい場合は、無料の頭皮チェックなどで専門スタッフにみてもらう以外に方法がないでしょう。頭皮診断体験については私も実際に体験してきてますので、以下のページをチェックしてみてください。

頭皮診断体験談

このページの大事なポイント 総まとめ

硬毛と軟毛について 実は見た目が違うだけで、両方同じ毛。ホルモンの働きにより軟毛→硬毛、硬毛→軟毛と変化している。
髪の毛が細くなる原因 男性ホルモンの影響で髪の毛が細くなる。
細い髪が増えるとAGA 細い毛が増えすぎると頭皮が透けてきて目立つようになってきます。
男性ホルモンの働き 髪の毛に関しては細くなる→脱毛という方向へ働くが、ヒゲなど他の体毛に関しては硬毛へと変化させるような相反する働きももつ。
毛根周辺細胞が死ぬ 毛根周辺の細胞が完全に死んでしまうと髪の毛が生えてこなくなってしまう。
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