プロペシアとドーピングの関係

トレーニング

 プロペシアは、体内で男性ホルモンに影響することで筋肉増強剤の使用を隠す効果があったため、ドーピング機関などでドーピング剤として指定されていました。2007年にサッカー選手がこれに引っかかったり、スケルトンのオリンピック選手が引っかかったりするなどした過去がある。日本国内でも野球投手が検査で引っかかり出場停止処分となったケースなどもある。

 しかし、検査技術が進歩し、プロペシアを使用したとしても筋肉増強剤の使用を判別できるようになったため、2009年にドーピング薬としての禁止リストから外されました。今現在では、プロペシアを服用している選手がドーピングとみなされることはなくなりました。

プロペシアと前立腺がん検査(PSA値)の関係

検査のイメージ

 こちらはスポーツとは無関係の話題なのですが、プロペシアを服用していると、PSA値を半減させてしまうことが知られています。このPSA値とは、前立腺がんの検査で測定される値なのですが、この値が半減することになると前立腺がんを見逃してしまう可能性が浮上します。

 PSA値の正常値は4未満、4~10程度で再検査の可能性、10以上になると前立腺がんの可能性が高くなり精密検査が必要になるのですが、この値が半減するとなると怖いですね、苦笑。また、プロペシアの服用をやめても2ヶ月間はPSA値に影響がありますので、検査前日に服薬をやめたところで何の意味もありません。検査前にしっかりとプロペシアを服用していることを医師に申し出ましょう。

このページの大事なポイント 総まとめ

以前は禁止対象だった プロペシアはドーピング薬として使用禁止されていた過去がある。
今現在は 今現在(2009年以降)は技術の進歩により禁止指定されていない。
但し別の問題はある 前立腺がん検査で用いられるPSA値を半減させる作用がある。
医師に申し出よう 前立腺がん検査を受ける前は必ずプロペシアを服用していることを医師に申し出ておく必要がある。
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